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胃の反射区
胃は横隔膜の下、肝臓の左隣の腹腔内に突出する筋肉でできた袋状の臓器で容量は、大人の胃で1.5~2リットル程度になります。
胃の役割は主に消化をすることですが、胃液の分泌と胃の筋肉の蠕動(ぜんどう)運動によって食べたものと胃液を混ぜながら消化をします。
胃液に含まれる主成分は、塩酸とペプシノーゲン(塩酸と反応しペプシンに変わる)でタンパク質を消化します。胃液は1回の食事で0.5~0.7リットル程度分泌し、胃が空っぽになるまで消化をするのに3~5時間ぐらいかかり、粥(かゆ)状になった食べ物は十二指腸へと送られていきます。
胃液に含まれる塩酸には殺菌効果もあり、食べ物などと一緒に入ってきた細菌の殺菌も行なっています。またビタミンB12が小腸で吸収されるために必要な糖タンパク質を分泌しビタミンB12と結合させています。
しっかりと消化をするためには胃への血液循環が大事ですが、ストレスが強いと血液循環を悪くしてしまい上手く消化ができなくなります。
胃は粘液も分泌しており胃酸によって胃そのものが消化されないように防衛しています。ストレス、加齢、ピロリ菌や強いアルコールなどにより胃の粘膜に障害が起こると、バリヤーとしての防御機能が低下し胃に炎症が起こってしまいます。
消化の他には吸収を行なっており、アルコールが約20%胃で吸収され、残りは小腸で吸収されています。
胃の反射区の場所
足つぼの施術(台湾式 リフレクソロジー)における胃の反射区は両足足裏、親指の付け根のやや下に位置します。刺激をすることで胃の働きを活性化。食べたり飲んだりすることで負担がかかりストレスの影響も受けやすい箇所です。
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