The Full Story
About
足に携わり21年、出会いと笑顔が私の生きがいです。
足つぼとの出会いは、結婚で東京へ住むことになったことがきっかけ。
それまでネイリストをしていた私は、恩師の紹介で東京の有名足つぼサロンで
働き始めました。
巻き爪の仕事で紹介を頂いたのですが、足つぼがメインだったので、
やってみないかという上司からの勧めで習い始めました。
体験足つぼでは、「こんな痛くて嫌なことをなんでせなあかんの?あー!指とれたわーー!」
血が出ていないか足裏を確認したのを覚えています。
でも新しいことを学ぶことは好きなので習ってみることにしました。
反射区表を見ては、???本当にこの通りに繋がっているのか不信感、怪しい、、、。
と日々感じ、奇麗だった手にはタコができて、親指の関節はパンツがあげられなくなるほど痛くなり、
夜中に痛みで目が覚めてしまうほどでしたが、何とか負けず嫌い根性で乗り越え、
三か月くらいの研修のお店に出ることができました。
足裏の痛みの恐怖に慄きながら務めていましたが、当時の店長が私の足が硬いのを何とか解そうとしてくれたおかげで、私は泣き叫びヘロヘロになっていまいました。
が、その日の夜です!
真冬なのにつま先が冷たくならずポカポカがずっと寝るまでキープできました。
今まではお風呂から上がってもすぐに足が冷えてたのに!
ここから私の足つぼへの理解が変わりました!!!
「怪しいけどなんか効く!」
仕事が楽しくなり、パートから正社員になりました。
妙な標準語で毎日を乗り切り、日々精進していきました。
本当に効くのかなぁ?と訝しがりながら。。
務めて3年ほど立った時、父が胃がんになりました。
ステージ4で胃の下部三分の二と周辺のリンパ節を切除する大手術でした。
お客様からの実体験でがんが消えたというお話を聞いていたので、これは揉まなあかん!!!
と決意し、長期の休みをもらい東京から大阪に2か月ほど帰り、父の足を病室で毎日揉みました。
術前から揉んでいたので、術後の足裏の変化としては右の胃のあたりに一筋の緊張した筋ができました。縫って繋げたような感じの段差です。
ちょうど右足の胃の反射区は胃の下部のあたりです。
これは!!!!!!!本当につながっているかもしれない!!と実感できた瞬間でした。
足つぼを毎日したせいか、自分で入れる麻酔も一度も使わずに、なんと転移もせずに、
さらに体重も85キロをキープしたまま(160cm)その後10年以上元気に過ごしました。
担当医は定期健診の時にいつも首を傾げ「もっと痩せるんやけどなぁ。。。可笑しいなぁ。」
と不思議がっていたそうです。
ここで足つぼの自然治癒力と免疫力の向上を実感しました。
ここから父の体で足つぼの効果を目の当たりにする機会が増えてきました。
父の体では良く効果を体験させてもらいました。
父が急性胆嚢炎になった時のこと。
狭心症でステントが入っており、血液をサラサラにする薬を飲んでいたため急遽胆汁を注射で抜くことになりました。そのショック症状で急性腎不全なってしまい、医師から「残念ですが、今夜が山です。」と。
数種類の点滴で薬を入れても尿が出ず、父は水分でパンパンに膨れ上がっていきました。
何としてもおしっこを出さねばと、腎臓~輸尿管~膀胱の反射区を必死に揉みました。
特に腎臓を。するとお薬では出なかったおしっこが出始めました。
足つぼで各器官の活性化がホンマにできるんや!ほんまやったんや!!!と本当に実感できました。
これにはお医者様もびっくり!「もうあかん。と思ってたけどねぇ。」って。ひどい!!!
腎臓の反射区は青アザになっていました。
またも父は復活を遂げました!その後も人工透析もなく良く食べ良く呑む毎日でした。
この様な体験で、足つぼマッサージは、身体を元気にできると確信にいたりました。
これほどダイレクトに人の役に立てていると実感できる事はなかなかないと思います。
去年の秋、元気だった父も満84歳でこの世を去りました。
父の死がきっかけに東京から大阪に戻ってこれ、お店を持てることになりました。
今までの出来事、この仕事に出会わせてくれた、全ての人と事 に心から感謝しています。
ここからは、より多くの人のためになれるように、力ある限り、進んで参ります。